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注:静岡県立中央図書館のタイトルは元タイトルの元師が元帥と正しく訂正されているが、陛下が陸下になっている。
このページの画像は静岡県立中央図書館のデジタルデータを利用して構成している。また、データに関しては東京大学史料編纂所錦絵データベースを参考にした。
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常備第二大隊旗(赤黒の波線の旗)を掲げる第二大隊を従え明治天皇が凱旋した所を描いた画である。白赤の三角形の旗は不明。明治28年に発行された「新体軍人用文」によると上に示す様に各種の旗が紹介してある。単色の印刷なので分かりにくいが、常備第二大隊旗は上の波線が赤、下の波線が黒である。後備第二大隊旗の場合は上下の色が逆になっているようだ。
S049と同じ画題であるが、S049で将校が掲げている天皇旗は現在の天皇旗と同じ様なデザインで、上に示した「新体軍人用文」の挿絵の旗とは違うようである。複数のデザインがあったのだろうか?