2011年
4月
26日
火
国会図書館とのやり取りの中で日清戦争錦絵の閲覧制限に関して新事実が分かったので報告する。閲覧制限の画像は著作権が残っている物と思いきや、著作権保護期間満了の表記があり、他の理由で閲覧制限がかかっているのかもしれないと思い問い合わせた。国会図書館からの回答では
「著作権者の没年が不明であるために、インターネットで公開ができないため、
制限をかけている画像でした。『保護期間満了』との画面上の表示は誤りであり、
正しくは「未処理」と表示するべきものでした。」という事で、近く訂正されるという事だ。明治時代の作品であり、著作権の行方はたどりようも無いだろうが、普通他の作品と同様に保護期間は満了しているものと考えていいのではないか。制限を除いて公開される事を期待したい。
2011年
4月
24日
日
国立国会図書館のデジタル化資料の公開システムが4月以降変更されたため、3月以前の内容と変わってしまった部分があるのでそれを照合した。3月までは全378枚の画像(3枚続なので作品数は125作品で重複が2点ある)であったが、現在は全519枚の画像(作品数は172作品で重複が2点)となっており、141枚(作品数としては47作品)増加している。そして、その47作品がすべて、インターネット上では閲覧制限がかかっており、見ることができない。 国会図書館に問い合わせた所、「新システムへの移行に伴い、インターネットに公開できない画像が追加され、作品点数が519点に増加いたしました。著作権等の問題から、インターネットに公開できない画像ついては、個別に閲覧制限をかけるようにしております。」ということである。著作権の問題であるならいたしかたないので、時間のたつのをまつことにしようか。国会図書館に赴けば見ることはできるそうだが、ホームページにのせるのは難しそうだ。 画像が無くても資料としてはまとめておきたいので、何らかのページを作ってタイトルと作者くらいは一覧できるようにしようと思う。