小国政 歌川国政 (5代目)
007 明治二十七年十二月九日上野祝捷大会ニ畏くも皇太子殿下博物館庭前ニ於川
FSG001 Heavy Fighting In Snow At Toshufu
5代目歌川 国政(うたがわ くにまさ、生没年不詳)は、明治時代の浮世絵師。
4代目歌川国政の長男で門人。小国政、梅堂、楳堂、香朝楼、柳蛙と号す。始めは絵を父に学んだが、後に飯島光蛾の門人となった。明治22年(1889年)から明治29年(1896年)の間、楳堂(梅堂)小国政と称していたが、明治24年(1891年)頃に歌川国政を継いでから「五代目国政」の落款を用いている。さらに光蛾に入門した明治37年(1904年)頃からは柳蛙と号した。小国政と五代目国政と両方の落款を使っていた時期があるのか、あるいは明治24年(1891年)頃から後の「小国政」は別人であるのか未だに未詳である。恐らくは同一人と思われる。代表作として「魯国皇太子御着之図」や「明治二十四年 美濃大地震の図」などが挙げられる。その他には日清戦争の錦絵などを描いており、柳蛙の作品としては日露戦争物が多く見られる。大正12年(1923年)以前に没したとされる。
歌川国政 (2010年6月21日 (月) 15:31 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%8C%E5%B7%9D%E5%9B%BD%E6%94%
BF_%285%E4%BB%A3%E7%9B%AE%29
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黄色は異版、オレンジは参考作品(この場合楊斎延一作品に補筆しているので)、赤は色々な意味での注目作品。このページでは、珍しい6枚続きの作品と、タイトルを変えて後刷り作品を作った2点を赤にした。