047 我兵牙山に清兵を打敗る図 楊洲周延
明治廿七年七月廿八日日本陸兵ハ牙山に向て徐々進行せり 清兵性懲りも無く又戦ひを挑めり 我兵何ぞ猶豫(ゆうよ)すべき 乃ち之に應戦する 僅かに数分間にして彼ハ大に敗れ忽ち四離八散するのみならず其殺傷者も亦数を知らず 殊に分捕の兵器ハ大砲小銃併せて千を以て筭(=算、かぞ)ふべしと云ふ 嗚呼陸に海に戦ふ毎に我兵の此大勝利を見る 豈に一大快事と慶せざるを得んや 此図ハ即ち其大略を画しむ
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