本資料のURL
http://multi.tosyokan.pref.shizuoka.jp/digital-library/detail?tilcod=0000000026-SZM0002482
|
静岡県立中央図書館のタイトルは講話使談判之図となっているが、正しくは講話→請和である。
また、今後紹介していく函館市中央図書館蔵「H121請和使談判之圖」の異版である。
このページの画像は静岡県立中央図書館のデジタルデータを利用して構成している。また、データに関しては東京大学史料編纂所錦絵データベースを参考にした。
画像をクリックすれば拡大画像をご覧頂けます。
フラッシュギャラリーではフルスクリーンでご覧になれます。
通常の日本語で使用する講和は戦いをやめて、平和条約を結ぶという意味であるが、この絵のタイトルは講和ではなく請和である。つまり、平和を請うという意味である。意味する所は大きくは同じなのであろうが、旗色の悪い清国が頭を下げて和平をこいねがっているような感じにも受け取れる。こういう些細な所にこそ、感情が表れてくるのではないだろうか。