S015平壌玄武門乗越之場
明治廿七年十月 日印刷
仝年十月 日発行
臨写印刷兼発行者 福田熊次郎 日本バシ区長谷川丁十九バンチ
陸軍歩兵一等卒 澤田重七、尾上菊五郎
静岡県立中央図書館での分類は
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このページの画像は静岡県立中央図書館のデジタルデータを利用して構成している。また、データに関しては東京大学史料編纂所錦絵データベースを参考にした。
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この作品は、歌舞伎座で演じられた「海陸連勝日章旗」の4幕目の「平壌玄武門ち打入りの場」の錦絵である。立木大佐(立見少将)、木村中尉(三村中尉)、澤田重七(原田重吉=尾上菊五郎)の配役で明治27年11月に公演されたものである。原田重吉は後に自身でこの場面を演じるようになるが、この時期はまだ中国にあって戦闘中であった。原田重吉に関しては別に一項目設けて論じたい。