楊斎 延一 ようさい のぶかず
明治5年(1872年) - 昭和19年(1944年))
明治時代の浮世絵師。
楊洲周延の門人。姓は渡辺、後に島田、名は次郎。楊斎と号す。本郷森川町に住んでいた。作画期は明治20年(1887年)頃から明治40年(1907年)頃までで、主に、日清戦争、日露戦争などの戦争物の錦絵を描いて名を上げている。また、他に美人画や博覧会、憲法、国会関係、東京名所なども手がけた。代表作として、「陸海軍大演習之図」、「参謀本部会議之図」、「大元帥陛下新橋御発輦ノ図」などが挙げられ、その他に「大日本国会議事図」や「東京名所上野公園之景」などの3枚続も描いている。明治20年代には石版画も描き、晩年には肉筆画を描いた。享年73。
作品
* 「桜下美人図」 絹本着色 浮世絵 太田記念美術館所蔵
楊斎 延一(2010年7月17日 (土) 01:40 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%8A%E6%96%8E%E5%BB%B6%E4%
B8%80
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黄色は異版を示す。