001-2 於黄海我軍大捷(シリーズ2) 小林清親
水雷・経遠火・水雷・千代田
揚威・松島
浪速・鎮遠
松島の破損 松島ハ旗艦として中軍にあり信旗を上下して能く全艦を指揮す 時に松島の一弾定遠に命中し為めに火を失し防ぐ所を知らず 松島の敵弾を受くる蜂巣の如し其巨弾命中したるとき忽(たちまち)火を發せり 我兵漸く消止むるを得たり 伊東司令長ハ勇猛奮戦せらるも艦体自由ならず 決然大禮服を抱えて甲板に立ち大喝一聲三週間に修繕し再び来れと終に橋立へ移る
松島:日清戦争時の連合艦隊旗艦、清国の最新鋭艦定遠と鎮遠に対抗するために建造された、巡洋艦。橋立、厳島が同型で松島型と呼ばれる。
伊東司令長:伊東祐亨初代連合艦隊司令長官
橋立:松島型の巡洋艦、国産。
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